学校の先生やら塾の講師やらは散々言いますよね
「復習せい」と
もう耳タコで、頭では分かっているんです。
ですが、受験が近づくにつれ、勉強する量しなければいけない量が増えていくほど過去の勉強、つまり復習に手が回らなくなりがちで
そもそも何回復習すれば良いのか、一定の回数復習しなければいけないとしてそのタイミングをスケジューリングしている時間がそもそももったいなくね???
みたいな悩みってあるあるだと勝手に思ってるんです。
例にもれず僕も散々あれこれ悩みまして、あっちこっちいろんな方法をやったりしました。
人の何倍もの受験期間を経てたどり着いた。最終的な復習方法をその意義とともにこの記事ではご紹介します。
この記事を読んで欲しい方は最大効率で復習を勧めたい方です
そもそもなぜ復習は大事なのか
やはり散々言い尽くされているように復習は記憶を定着させるうえでめちゃくちゃ重要なんです。
そもそも人間の脳は基本的にものごとを忘れるように設計されています。
ですが皆さん自分の名前や自宅の住所なんかは覚えていますよね?
それは、皆さんが何度も自分の名前を呼ばれ、何度も住所を見て確認してきたからです。
脳みそにとって今日食べた昼ご飯の情報も、どうしても覚えたい英単語の情報も同等の価値しかなくて、何をもって脳が「この情報は重要な情報である」と判断するかというと、
たくさん触れた情報を脳は重要と判断するのです
これも皆さん目にしたことがあると思います。
かの有名なエビングハウスの忘却曲線です
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスの発表した「エビングハウスの忘却曲線」です
エビングハウスは、無意味な音節を記憶し、時間と共にどれだけ忘れるかを数値化しました
つまりこの表の黒線は時間と共に、どれだけ記憶したことが頭に残っているかを示しています。逆にいえば、どれだけ忘れるかということも分かりますね
このグラフによると
人は何かを学んだとき
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる
これだけ忘れるものなんです、一か月後には20%しか覚えたものが残っていません。これでは使い物になる量ではありません。
しかし、復習することによって記憶率は一度100%に戻りグラフの赤線の軌道を描きます。
さらに復習を繰り返していくことで、どんどん記憶の減衰は少なくなっていきます。
これがこのエビングハウスの忘却曲線が言いたい復習の重要性です。
いろんなところで、記憶において復習がいかに重要か語るためにこのエビングハウスの忘却曲線が引き合いに出されています。
しかし私が悩んだのはここからです
例えば、覚えたいものが英単語帳一冊だけなら一日後、三日後、一週間後、二週間後という風に復習するタイミングが管理しやすいですし
なんなら毎日復習すれば良いという風にも言えますが
皆さんなかなかそうはいかないですよね
大学受験だろうと資格試験だろうと覚えたいものなんて山ほどありますし
勉強すればするほど情報量は増えていきます。
「昨日と三日前と一週間前、、、、にやったものはこれとこれとこれだから今日はそれらをやらないとな、、」
みたいに管理していくのは不可能ではありませんが、それにキャパが取られるというのは嫌でした
反復するべきだというのは分かった、だけど具体的にどういう風に反復するべきか書いてあるのはこれまでありませんでした。
少し考えてみてほしいのですがものを覚える過程において最も危惧すべきことはなんだと思いますか?
それは、忘れたことを忘れることです。
少し分かりにくいですかね、
自発的に「あーー、この昨日覚えたあの内容忘れてるなぁ、、」と気づける状態はまだまだ大丈夫なのですが、本当に問題なのは内容が抜けていても
それを覚えたという過去すら忘れて
本番で「あ、忘れてた、、」となることなのです。
なので、私なりのこの問題の解決策をご紹介します。
こういう処理はデジタルが向いている
どういうことかというと、勉強した記録、今日復習するべきものの管理は全部アプリに任せて
自分は暗記に専念するということです。
勉強にとってスマホは大敵だと思いがちであり、実際そういう側面があるのも事実ですが、うまく使えばこんなに心強いアイテムもなかなかないです。
そして私が実際に使用している、復習アプリは「reminDO」というアプリです。
もちろん無料です。(課金システム有り)
reminDOがユニークなのは、「忘却曲線」に基づいた学習を仕組み化していることです。
この「仕組み化」というのがとても重要です。
大量のさまざまな種類の情報を覚えるにはいかに自分の暗記を自動化して、デジタルに任せるところは任せ、自分は機械的に淡々と暗記していくことが必要不可欠です。
私reminDOの使い方はいたって単純で、その日自分が覚えたものを忘れたくないものを放り込んでいくだけです。
こちらが実際の私のreminDOの画面です。
単語カードの様に表と裏があってカードごとに裏返すことができます。
正しい使い方はこの表(おもて)の部分に「思い出すとっかかり」を書くことです。
逆に言えばそれさえ意識していればカードの文章にこだわって時間をかける必要はありません。
そして裏面には思い出すべき事項を入れておくだけです。
裏面作るのもめんどくさいので、こんな感じで問題集、参考書、ネットの記事などの写真を撮ってはっ付けています。
大事なのは機械的に反復して思い出すという作業を繰り返していくことです。
学習には復習が不可欠ですが、reminDOにまかせておけば、ユーザーは復習スケジュールの管理から解放されます。
覚えたいことをただ登録しておくだけで、復習が必要なものを、最適なタイミングでリストにして表示してくれます。iPhoneに通知が飛んでくるので、ユーザーはいつもの流れで自然に復習をこなせてしまいます。
学生や資格試験を受ける受験生はもちろんで、本で読んだことをすぐ忘れてしまう、名言が心に残らない、新しく得た知識を実地に活かせていないなど、日々の学習が無駄になっていると感じている人なら、reminDOは試してみる価値があるアプリです。
本気で結果を出したい人のための「暗記法」完全マニュアル
※この記事はnoteに公開している「本気で結果を出したい人のための暗記法完全マニュアル」とほぼ同じものです。すでに購入されたことがある方はご注意ください。 まず最初に暗記、すなわちインプットを正確に行 ...
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