大学受験

【モチベーション】受験勉強のやる気を出す方法

2021年3月15日

いきなりですが

やる気の差というのは受験において本当に大きなものです。

皆さんがこれから今以上に学力、偏差値を上げたいのであればモチベーションの維持には細心の注意を払う必要があります。

 

しかしこの記事を読んでくださっている方の中には

困っている人
いざ勉強する気にならない、まだ時間あるしやる気が出ない、、、、

という方もいると思います。

 

実際、私も何度もやる気が出ずらかったことがあります。具体的には

・高校一年、二年のとき
・受験生、浪人生の春と秋

この時期は特に勉強のやる気が出ずらいと思います。この記事を読んでいる方にも心当たりある方もいるかもしれません。

 

この記事ではそんなやる気が出ないときに

なので今回の記事にてその悩みを解決しやる気を出すためのテクニック・考え方を余すことなく、全て解説しようと思います。

 

この記事を読んで欲しい方

・なんとなくやる気が出ない方
・今すぐ勉強しなければならないのは分かっているけど、、な方
・まだ受験まで時間がある方

 

長期的なやる気の出し方

長期的なやる気の出し方というのは要するに、一年生や二年生、浪人生の春など

「まだ受験本番まで(時間的に)余裕があるな、、、」

という油断からくるだるさがあっても勉強を継続する方法です。

 

しっかりと目標設定を行う

 

まずは大目標、中目標、小目標を設定します。

 

大目標は「志望大学合格」など自分が達成したい最終目標を設定してください。

 

 

中目標は、大目標達成のために「三か月後どのようになっている必要があるか」を考えて設定しましょう

 

三か月後に模試や試験があればそこで何点取る。みたいな設定が望ましいですね。

 

 

そして今自分が何をする必要があるか、具体的には「今月自分は何をやればいいのか」を考えましょう

これが小目標です。

 

この様に自分がやることを明確にすることで

「なにやったらいいか分からない」が原因でなるだらけをまずはなくしましょう。

何やったらいいか分かるだけでも、本当に視界がクリアになります

 

浪人生の方におすすめしたいのは夏の模試に全力を注ぐことです。

特にオープン系の模試がいいですね(河合の○○オープンや、駿台の○○実戦など)

三月の合格発表から数週間は少し休んで、四月から浪人が始まったら切り替えていきたいところです。

 

4,5月は他の浪人生はみななかなかアクセルを踏み込めませんそれは

・本番がまだ遠いから
・世間(現役で大学に行った同級生含む)がGW過ぎくらいまで浮かれているから
・最初の方の模試ではいい結果が出るから

などいろいろ理由はあると思いますが、皆いきなりは本気で走れないです。

 

そこが狙い目です。夏以降のことはいったん忘れて、決戦が夏の模試だと思って本気を出しましょう。

休むのはそのあとです。9月に休みましょうここ休んでいいです。

 

浪人生は4~6月やる気でなくて7~8月大きな模試が来るので慌てて勉強して9~10月模試がまったくなくなる無の期間があるので気が抜けてしまいます。そして11月になって共通テストが近いことに気づく。

 

これが浪人の流れです。3回浪人して散々見てきたものです。ご査収ください。

一年間全力を出し続けるのはしんどいし多分無理ですし、肝心の直前にガス欠になってしまうのは絶対に避けたいです。

なので夏の模試までは頑張って、そこから少し休む。

これが浪人を繰り返して得た答えです。

 

ここを読んでくださっただけでも、浪人一年分の学びを得したようなものかもしれません。

 

目標達成後の妄想をする

 

自分が大学に合格したらどうなるか、どうするかを妄想するんです。

赤本とかに書いてあったりするんですが、その大学の学生の一日がどのようなものかを読んでみるとイメージしやすいです。

最近だとYoutubeなどでもその大学のキャンパスの様子や、大学生のルーティンなども見れたりするので、調べてみるのも面白いと思います。

 

即効性があるモチベーションの上げ方なので、先の目標設定ができているとなおやる気が出しやすいです。

 

空想(理想)のライバルを作り出す

これは最狂ですが、最強の方法です。

外見や性格は好きにしてください。好きな芸能人や友人、アニメキャラ、なんでもいいです。

そして、その子の学力を大目標達成が余裕な、自分が理想とする学力に設定します。

そしてその子に追いつくべくひたすらに勉強するのです。

私は受験生時代に予備校の自習室で勉強していたのですが、自分の隣でその子が勉強しているという妄想をしながら勉強していました。

普通に気持ち悪いですねw。

 

でも自分よりも勉強ができるのに勉強しているという状況だと頭で思い込んでいるので、勉強するわけです。

特に永遠に一人で戦っていた長い浪人期にはこれで精神を保っていました。

完全に自分は一人だと思って勉強し続けるのは結構しんどいのです。

 

 

短期的なやる気の出し方

ここではその日に机について勉強するために、瞬発的なやる気の出し方についてお教えします。

 

前日にやることを決める。

これは受験に限らず、使えるテクニックなのですが

本当に大事なことですので詳しくお伝えします。

例えば前日の最後の勉強が「英単語の暗記」だったとします
(暗記物は寝る前にやった方が定着しやすいので、最後にやりがちです)

そしたらその日の頭にやるべきことは「昨日やった英単語の確認」です

 

睡眠を英単語の暗記と確認でサンドイッチにすることで、めちゃくちゃ暗記内容が定着します

なので寝る前に机の上を整理して暗記内容をチェックできるようなものを万全の状態で準備・セットておくのです

 

朝目が覚めて、机に向かってから「どうしようかなー?」と考えてしまうので余計な思考が入って勉強以外のことを考えてやる気が出なくなるのです。

 

勉強の種類を二種類に分けてそれぞれ一つずつ準備しておく

 

まずは勉強の種類を二種類に分けます

この分け方は何でもいいです。

 

例えば

インプット系とアウトプット系

理系科目と文系科目

 

などで分けましょう。そしてそれぞれ一つずつ準備するのです

例えば「数学の青チャートを解くのと英単語の暗記」こんな感じです。

 

この二つって勉強の種類として全然違いますよね。勿論内容を頭に入れるという側面では同じですが、使う頭が違うというイメージでしょうか。

 

そしてその日はその二つしか勉強しないと決めるのです。

そうすることで、青チャートに飽きたら、英単語の暗記。英単語の暗記に飽きたら青チャート

永久機関の完成です。

「次何の勉強しようかなぁ~」という無駄な思考を取り除くことができますし、

一日を終えた時に絞っている分何したかが明確なので「あぁ~今日はよく勉強したなぁ~」という気分になれます。気分って大事

 

実際に私は受験期この勉強方法で一日16~18時間ぶっ続けで勉強していました。

余談ですが、渡り鳥は長い航行の最中、右脳と左脳交互に起きて長距離一回も止まらずに飛行できるらしいので、この勉強方法のことを私は渡り鳥勉強法と呼んでいます

 

一つ注意してほしいのは、この勉強法は絶対に目標設定・計画をきちんと行ってから実践してください。

そうしないと、勉強が偏ってしまいます。全体としてやることが見えているからこそできる秘伝の勉強法です。

 

とりあえず勉強する

それでも勉強にやる気が出ないときは、とりあえず机に向かうのが効果的です。

これは心理学者のクレペリンが発見した「作業興奮」と呼ばれる状態を利用した方法で

要はやり出して初めてやる気が湧いてくるのです。

 

とはいってもそれができないから困っているんですよねw

ではおすすめのまずは机に向かうための方法を紹介します。

それは

 

ながら勉強から勉強に入る

え?ながら勉強ってしていいの?と思いますよね

「ながら勉強の是非」に関する記事はこちらにまとめましたので是非ご覧ください。

【ながら勉強】勉強しながら音楽を聴いたりするのはいいのか?効果的な勉強法はあるの?

皆さんは勉強するときに音楽とか聴きますか? 巷ではいろんな情報があふれていて 「頭に入ってこないからやめた方がいい」とか「ノってる方がはかどる」とかいろいろな意見があって   結局どうしたら ...

続きを見る

 

結論として、ながら勉強そのものは効率的ではありません。

なので「勉強の導入」に使うのです。

音楽を聴きながら、動画を見ながらまずは机に向かうのです。

 

そしていずれ「ながら」からフェードアウトしていくが理想です。

やはりそしてフェードアウトしやすいのは音楽ですね。

 

動画は目がそちらに行ってしまうので、おすすめはできません。でも例えば勉強系動画を見ながら席に着くみたいな使い方なら大いに結構だと思います。

因みに私はその人とその勉強内容によっては音楽を聴きながら勉強するのに肯定派の人間です。

結果が出るならすべては肯定されます

 

それでもやる気が出ないとき

一旦勉強から離れるのが手です。

・散歩
・映画やアニメを見る
・一日全く勉強をしない日を作る
・受験に関係がない人としゃべる

このあたりがおすすめの方法です。

 

最後の「受験に関係がない人としゃべる」というのは、

受験をやる意味もやる気を出すためにするべきこともわかっているのにそれでもやる気が出ないというときは

受験にまいってしまっている場合が多いです

 

勿論、私もありました。自分を追い込むために周りに志望先を吹聴していたので周りに志望校が周知されて期待とプレッシャーで軽い狭心症のようなものになっていた時期もありました。(自業自得)

そんな時に、一切受験に関係がない人としゃべると自分はこんなにもとんでもないことに挑戦していると思っていたことが、その人からしたらどうすごいのかも分からないみたいなことを言われたりします。

受験のことばっかり考えていると、受験で視野が狭さくしがちなのです。

そこで受験の外に出ることで、一旦広い視野を取り戻すために、簡単で一番手っ取り早い方法が

「受験に関係がない人としゃべる」です。是非試してみてください!

 

まとめ

ここまでやる気を出すために様々な方法や考え方をお伝えしてきました。

みなさんがこれから戦う、受験は短いようで長いのです。

いずれやる気が出ない日は絶対来ます。

そんな時はこの記事に立ち返って、いろいろ試してみてください。

皆さんの受験生活の一助になることを祈っています。

 

ちょっと宣伝です。

こちらのnoteでは自身の受験・浪人経験をもとに書いた「受験生必読!受験に失敗する人の共通点とデジタルを活用した対策」をご覧いただけます。実際に僕がやっていた反復法を書いています。

 

-大学受験