この【おすすめなろう】シリーズでは毎晩寝る前に小説家になろうを読み、読みふけってしまって次の日に支障をきたしまくっているこの僕が面白かった作品を紹介しようと思います。
まだ読んだことない方や、アニメまたはラノベでしか知らないという方は是非この記事を読んでくださるとうれしいです。
ではいきます
魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~
作者:秋
話数:連載中635話(2020/9/8時点)
ジャンル:異世界主人公最強もの
三行あらすじ
・争いが絶えない時代、平和を願った魔王が転生したよ
・2000年後に転生したら、平和にはなっていたけどそれでも理不尽なことが起こるよ
・それを最強な魔王が全部滅ぼすよ
いきなりアニメ化作品かよ、と思うかもしれませんがちょっと待ってください。
この作品の魅力はアニメの範囲では表現しきれないと断言できます。
圧倒的に好きな点
・主人公の魔王 アノス・ヴォルディゴートが最強すぎる
これは本当に文字通り最強です。全なろう作品で見ても最強かもしれませんw
俺TUEEEEEEものの力のスケールは様々ですがこの作品は頭一つ抜けています。
アノスの力をもってすれば世界を滅ぼすことなど本当に容易なレベルで力を保有しています。
(この作品における「世界を滅ぼす」とは文字通り”世界そのもの”を滅ぼすことを意味しますw)
ちょっとイメージしがたいスケールですよねw
・力の扱い方が見ていて気持ちがいい
主人公最強ものの難しいところはそのまま主人公が最強な点です。
主人公が最強だと必然的に敵に追いつめられるという展開を作りづらく、ピンチにならないので勝負に勝つということへの面白さが希薄になり。面白くするのが難しいのです。
なので他作品を見渡すと、潜在的に最強の力を持つ主人公がまだ力を発揮できないパターンだったり、力を封印されているパターンで一度敵に追いつめられて、少しづつ力が解放されていき敵を蹂躙する、的な展開が非常に多いです。
しかしそういうのを見て僕が思うのは
所詮その程度の最強さなのか、、、、、
です。持ってる力も十全にふるえない、もしくは敵に封印される程度の力。だと感じてしまいます。
この作品はそういった展開ではなく別の設定で主人公最強のままお話を進めていきます。この辺のバランス感覚がとんでもなく優れていると感じます。
さらに主人公のアノスはその世界における自分の力の強大さを正しく理解していて、自らの力を低く見ることも驕ることもありません。
個人的にですが、俺TUEEEEEEものの主人公が「自分にとって普通」の力をふるってみたら、その世界では普通ではなく周囲に驚かれるという展開があまり好きではありません。
力を持っていてもそれを正しく運用できないというのは、力を持つ者がやってはいけない行為だと感じます。
その点でも主人公アノスは本当に正しく真の意味での最強なのです
・圧倒的な世界観
おすすめしている手前あまり詳しく言えないのですが、僕が世界観に打ち震えたのは「第十一章 銀水聖海編」です
ここから世界の外側に話が展開していくのですが、この辺の設定が非常に好きです。
人生を何周してもこの世界観を構築できる自信がありませんw
なので「銀水聖海編」までは是非読んで欲しいです(その時点で480話w)
(因みに一番好きな戦いは二律僭主戦です)
でももしかしたらこの世界観を「中二病」と捉えるかもしれません。
実際魔法の名前とかすごいです
極獄界滅灰燼魔砲
とか
混滅の魔眼
とかかなりきてるなと感じるときもありましたが、今ではもう一周回って気持ちいいというか
このセンスも人並み外れてると思いますw
・ヒロインが良い
この作品では別にアノスとヒロインがべたべたする感じの話ではないです。
でも要所要所でヒロインのアノスに対する献身が光ります。
特にミーシャのアノスに対する信頼と献身はヒロインとはかくあるべきを体現しています。
メインヒロインは二人で多くはありません。
が二にして全
ヒロインが無駄に多くないのでこの二人のヒロインを深く表現することができていて非常に読みやすいです
エヴァンゲリオンの綾波とアスカみたいなものだと思っていただいて差し支えないです。
アニメも拝見していますが、ミーシャめっちゃかわいいですねw
ミーシャ大好きなのでうれしいです
まとめ
現在(2020年9月)も連載中ながら600話以上もあって読み応え抜群で、俺TUEEEものの決定版だと断言できるこの作品を読めば
皆さんのQOL爆増間違いなしです。
是非ご一読ください
※この作品の話がとてもしたいので、ここすきみたいなのあればぜひぜひコメントしてください。語り明かしましょうw